ODAWARA ART FOUNDATION

2022年に姫路市立美術館で開催され好評を博した「杉本博司 本歌取り」展が、この秋「本歌取り 東下り」と銘打って、姫路での公開以後の新作を中心に、旧江戸の東京にある渋谷区立松濤美術館にて新たな形で開催されることが決定しました。そこでは現代の作品が古典作品と同調と交錯を繰り返し、写真にとどまらず、書、工芸、建築、芸能をも包み込む杉本の世界が、新たに繰り広げられます。

この展覧会に「法師物語絵巻」などの当財団所蔵品が出品されるほか、書における臨書を基に写真暗室内で印画紙へ現像液に浸した筆で書いた書作品《Brush Impression》シリーズなど、杉本の新作が多数公開されます

詳細は渋谷区立松濤美術館ホームページでご確認ください。